糖尿病の食事療法について知ることで、糖尿病にならないような食習慣にしていきましょう。
糖尿病になると食事からとるエネルギーが多すぎると、それを処理するインスリンが不足して血糖値が高くなります。自分に合ったバランスの良いエネルギーをとる食事を心がけていくことが大切です。
【血糖値を下げる方法①】食物繊維をとりましょう
野菜、キノコ類、海藻などに含まれている食物繊維は、コレステロールの吸収を抑えて糖質の吸収を遅くする作用があり、食後の血糖値を下げると言われています。
特に野菜には、塩分を体の中に出すカリウムが入っていて、これは血圧を下げる効果があります。
【血糖値を下げる方法②】背の青い魚を食べましょう
イワシ、アジ、サバ、サンマなどには中性脂肪(TG)、コレステロールを下げる効果がある不飽和脂肪酸が多く含まれています。
【血糖値を下げる方法③】アルコールを飲む過ぎないこと
アルコールはカロリーが高いためたくさん飲むと、血糖が上がってしまう原因になる場合があります。
糖質が少ないお酒は、ウイスキーや焼酎といわれています。日ごろから、アルコールを飲みすぎないように注意しましょう。
【血糖値を下げる方法④】体内に取り込まれるスピードが遅い糖質をとりましょう
食べ物に含まれる糖質は、種類によって体内に取り込まれるスピードが違って、スピードが遅い糖質をとると、カロリーが同じでも血糖値が上がりにくいと言われています。
これは、ダイエット効果もあります。
糖質を体内に取り込まれるスピードが速い食品は、お米、じゃがいも、にんじんなどです。逆に、遅い食品は、大豆、ピーナツ、インゲン豆などの豆類となります。
【血糖値を下げる方法⑤】食べる時に注意すること
血糖値を下げるためには食事をするときにも注意することがあります。
- 食事は、1口20~30回かんで食べましょう。ゆっくりよくかむことが大事です。
- 食事の量は、腹八分目でとめるようにしましょう。
- ラーメンやうどんの汁は、最後まで飲まずになるべく残しましょう。
これら3点のことを注意しながら食事を摂るようにしてみてくださいね。
血糖値対策に効果的な食事・食べ物:まとめ
いかがでしたでしょうか?
自宅にいて食事を用意することができたら、糖尿病予防に良い食事をしていけますが、外食が多くなると、難しいですよね。外食がある時は、外食の前後の食事を軽くしてカロリーをコントロールしておきましょう。
また、糖尿病が気になる方は普段から血糖値を正常に保つために血糖値対策サプリメントを服用することも効果的です。