隠れ高血糖とは
血糖値が正常のように見えて、実は問題のある「隠れ高血糖」をご存知でしょうか?
隠れ高血糖はそのままにしておくと後々体に支障が出てきます。
ここでは気をつけるべき点をご紹介しますね。
「隠れ高血糖」とは空腹時の血糖値は正常でも、食後に上昇した血糖値が戻りにくい状態のことです。
健康診断では食後血糖値を計ることはほとんどないため、健康診断で異常が見つからなくても「隠れ高血糖」のケースがあるのです。
隠れ高血糖の症状
隠れ高血糖の症状はどういうなのでしょうか?
隠れ高血糖は「隠れ糖尿病」とも呼ばれています。
つまり高血糖のままでは、糖尿病になる確率が高いのです。
具体的な症状は以下の通りです。
- 全身の倦怠感
- 頻尿
- 尿の量が増える
- 体重が減少する
- 口渇
など様々な症状があります。
いかがですか?
思い当たる症状はありませんか?
糖尿病になると、様々な食事制限をしなくてはいけません。
合併症で他の病気になった場合は、薬や治療方法が制限されることにもなります。
腎臓の病気や失明などの合併症が一番怖いのですが、日々の生活に影響が出てくるので本当に辛いと思います。
隠れ高血糖に心当たりのある方は本気で対策を考えた方が良いかもしれません。
隠れ高血糖の対策
隠れ高血糖の対策としては、高血糖の対策と基本的には同じです。
血糖値を下げる食べ物・飲み物を摂取し、習慣的な運動と筋力アップが重要です。
糖尿病は少しずつ進行していく病気で、気づいたときは合併症が起きている可能性もあります。
日常生活において、食べているわりに体重が減ってしまったり、尿の量が多くなったり、喉が渇いたり、体がだるくなるといった普段とは違うことがある時は、糖尿病の初期のサインかもしれません。